ROAD TO THE OPEN

熱戦とギャラリー、その珠玉のハーモニー

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「The Open」、最古の歴史を重ねてきたメジャートーナメントだが、「ロイヤルトゥルーン ゴルフクラブ」で開催された今年の145回大会は、ヘンリック・ステンソンとフィル・ミケルソンが壮絶なマッチレースを繰り広げ、日本でも寝不足のゴルファーが増えたことだろう。この全英オープンのオフィシャルウイスキーとなっているのが、トーナメント同様に150年以上の歴史を誇る<グレンモーレンジィ>。幸運なことに17番PAR3のグリーン脇に設けられた<グレンモーレンジィ>専用の特設ラウンジにて観戦する機会を得た。

決勝当日は朝から雨混じりの強風で気温も低く観客にとってもタフなコンデションだったが(ごめんなさい、こちらは優雅な空間で、<グレンモーレンジィ>を使ったカクテルと、美味しいコース料理を堪能)、みな我慢強く応援を続ける。試合も素晴らしかったが、その姿にも感動。上のメインカットは、72ホール目のステンソンとフィルのセカンド地点。グリーンに向かってはサッカー場のごとき大きなスタンドを満員の観客が埋める。そしてプレーヤーがアドレスに入った瞬間、何万人がその一打に集中し、静寂が訪れ、空を舞う海鳥の鳴き声だけが響く。インパクトの打音に続き、空気を切り裂いて進むボールの音。ボールがグリーンを捕らえると、何秒か遅れて「ウォッウ!」と地響のように反響する大歓声と拍手。人人人で選手は見えないのだが、その音だけで痺れる。ウイスキーしかり、選手と観客の見事なハーモニーに乾杯だ。

スコットランド北部、水の名所にある<グレンモーレンジィ>の蒸留所も訪問。写真左は「シグネット」用に自家所有する麦畑。いい空気といい水、美味いわけだ。右はこの畑を望んで建
つ、ホテル機能を持ったゲストハウス『グレンモーレンジィハウス』。これまた痺れます。