カシミヤ本来の魅力を存分に楽しむなら、セーフティな丸首セーター以外で

以前に比べるとリーズナブルに手に入れることができるようになったカシミヤ。とはいえ価格相応に高価なものは、素材の質やデザインなどに、カシミヤらしいスペシャル感をもち合わせている。そんなカシミヤの魅力をシンプルな丸首セーターだけに求めてはもったいない。ほどよくコンサバながら、今っぽさも兼ね備えたアイテムに注目したい。

 

カーディガン感覚で着られるニットのアウターは、ジャケットほど肩肘はらず、しかも洒脱に見せてくれるお役立ちアイテム。ここを上質なカシミヤでまとめたら、さらにコーディネートはドレッシーに。全体にやや厚手であたたかみがあり、シルエットもこなれている。シックなカラーもカシミヤならではの風合いにマッチして、ジャケットにも負けない存在感を見せてくれる。

¥110,000(ザノーネ)問スローウエアジャパン tel:03-5467-5358

 

ブルゾンでもジャケットでも、1枚だけで合わせられるタートルニットは冬のスタイルの万能選手。そこにカシミヤをもってくるのは効果的だ。このタートルニットは豊かな質感に上品な発色がマッチしてスマートそのもの。編み方に変化をつけたタートルネック部分をフツーよりも広くとっているところが、ベーシックなだけでは終わらせないポイントだ。

¥49,000(アンドレア フェンツィ)問コロネット tel:03-5216-6521

 

ステディに選べば無地感覚となるカシミヤだが、カラーを切り替えたボーダーが入ってモダンな印象。ゆったりめのネックにラグラン風の袖つけなど、ほどよく個性を見せるデザインにも洗練がうかがえて古くささを感じさせない。しかもカシミヤをはじめとするニットを手がけて200年を超える名門、スコットランド生まれのジョンストンズ。その極上な風合いには舌を巻く。

¥80,000(ジョンストンズ)問リーミルズ エージェンシー tel:03-3473-7007