気の利いたゴルフおみやげはスマートゴルファーのお作法 Vol.14

バカンスでもビジネストリップでも、帰りにはちょっと気の利いたおみやげを忘れない。そんなスマートな振る舞いがさらりとできるアナタでも、ウィークエンドのゴルフは少し厄介。コースで調達できるものは限られるし、場所はかなり郊外であり、渋滞が気になって寄り道するのも避けたいところ。であれば、頼りになるのは高速のPA。つきなみなおみやげしかなかったのは昔のこと。今は選ぶのに悩むほど種類も豊富、しかもこだわったモノが数多く揃っている。

直営の店舗やデパートなどでしか入手できない、名店や人気店の商品を見つけることができるのも昨今のPA。ご当地感だけでなく、信頼感もゴルフ帰りのおみやげの評価を上げてくれる大切な要素になるはずだ。

京抹茶 竹バウム

(中国道・加西SA・下り)

和スイーツのテイストとしても、世界的に人気を集める抹茶。このバウムクーヘンも抹茶風味なのだが、手がけているのが、1860年創業のお茶の老舗である京都・宇治の辻利兵衛本店というからただ者ではない。宇治抹茶と生クリームを贅沢に使用した生地はふんわりとして、抹茶の風味はさすがに濃厚。甘さも控えめでまさに大人の味になっている。竹を思わせる形状や、筒型のパッケージなど、上品な見た目も秀逸で、気の利いたおつかいものとしても使えるグレードだ。

¥1,620 tel:0790-42-4003

 

Dari K プレミアムチョコレート

(名神・大津SA・上り1F)

原料であるカカオはインドネシアから。その栽培、発酵のプロセスを現地で取り入れた原料調達から、手間暇をかけた製法までこだわる、京都の人気店・Dari Kのチョコレート。バターが香るサクサクのラングドシャ生地で挟み込まれたチョコレート。さらにその間をつなぐチョコレートクリームが重なり合った、贅沢な厚みをもった5層。口にふくめば、芳醇なカカオ本来の風味がいっぱいに広がりながら、あと味はさっぱり。絶品のチョコレートクッキーだ。

¥1,080(5枚入り) tel:077-510-7560

ベストスコアを支えてくれる仕事人/ゴルフ場レストラン料理長

笠間カントリーで腕を振るう君山料理長

ハーフターンの昼食もゴルフの楽しみのひとつ。限られた時間の中で、あれだけの人数に食事を提供していることを考えれば、普段ゴルフ場で、コックさんの姿をあまり見る機会がないのも当然かもしれない。そんなゴルフ場のコックさんのお仕事の中身とは?

お話をしてくれたのは笠間カントリークラブ料理長の君山俊一さん(47歳)。中華の料理人としてホテルやレストランで勤務。2013年に料理の師匠にあたる方の勧めで、笠間カントリークラブの厨房に入る。昨年1月から料理長に。君山さんが手腕を振るう中華料理、とりわけ「五目あんかけ揚げそば」は、料理が評判の笠間カントリークラブの中でも名物のひとつ。フロア担当を含めて6人のスタッフを率いている。

普段は5時30分には出社。厨房に火を入れて朝食、昼食の準備。中華料理を専門とする君山さんは鶏がらスープを作ったり、野菜を切ったりと仕込みを行う。6時30分から朝食のサービスを開始。並行して昼食の準備も進める。10時から昼食のサービスをスタート。多いときには200人弱からの休みない注文をこなしていく。4人が違ったメニューを頼んでも、遅くとも8分以内にすべての料理をテーブルに届ける。14時に昼食サービス終了後、念入りに調理場の清掃をして、昼食。ここまで休むことなく厨房に立ち続ける。もしもコンペのあとの大きなパーティが入っていれば、まだまだ厨房はフル稼働する。15時30分くらいから翌日の仕込みをはじめて、18時くらいに退社。

 

ホテルや町場のレストランとは違う環境で発揮されるワザ

 

やはり暑い日には肉系や冷たいもののオーダーが多くなる。そんなときに料理長が心がけているのが微妙な味つけの変化。汗をたくさんかくような陽気の日には、わずかに味を濃い目に仕上げるという。そのほうがお客さまに喜ばれる、これは先輩から受け継がれてきた経験則だ。

引き継がれてきたノウハウだけでは美味しいという評判は立たない。会員様にとって、レストランは行きつけの店と同じ。そこで変化をつけるために3ヶ月くらいを目安にグランドメニューを入れ替え、また週替わりのメニューも提案する。もちろん厨房のスタッフと話し合いもするが、休みの日には食べ歩きに出かけて、メニューのヒントを探してまわる。最近ではイタリアンレストランで食べた冷製パスタ。もちろん材料の仕入れや作業効率を考えると同じものを目指すことはできない。そこでいかに笠間流で、美味しく感じた冷製パスタに近づけるか、試行錯誤を繰り返す。新しいメニューの味がまとまったら、3人の厨房スタッフがだれでも変わらぬ味が出せるようになって、はじめてメニューに加わることになる。

とはいえ、ホテルなら厨房にはコックが6~7人いてあたりまえだが、笠間カントリークラブの場合は2~3人。当然、自分の専門外の料理もきちんとこなせなければ、まわらない。確かにメニューこそ多くはないが、調理が一時に集中することを考えれば、思い通りにはならないハードな現場だ。その中でオリジナリティがあり、ゴルファーの舌を満足させるメニューを考えなくてはならない。

 

人気の五目あんかけ揚げそば

そうした探究心と、どんなに多忙でも毎日チャーシューを豚肉から作り、冷やし中華のタレまで一から自作するという料理長の中華料理へのこだわりが、名物メニューである「五目あんかけ揚げそば」に反映されている。「ゴルフ場のレストランにはめずらしく、本格的な中華料理用のコンロがあったから、きちんとした餡が作れました」と謙遜する料理長だが、笠間カントリークラブの厨房に入って以来、ブラッシュアップされてきた本格的な中華の味。パリパリに揚がった麺に肉、野菜ともボリュームたっぷりの餡。今ではオーダーの1/4を占めるというのもうなずける。そして今も料理長の頭の中には新たなメニューがインプットされているようだ。

ハーフをプレーして空腹になったゴルファーの胃袋を満たすため、ホテルや街場のレストランとは違う制約のある環境の中で、料理長はゴルフの1日を支えてくれる。

 

 

笠間カントリークラブ/なだらかな丘陵地の南斜面という格好なロケーションを生かしたフラットでワイドなフェアウェイ。美しさと戦略性を合わせもつ18H。コースの設計、監修を務めたのは陳清波。●茨城県笠間市日沢15 TEL.0296-72-1211

気の利いたゴルフおみやげはスマートゴルファーのお作法 Vol.13

バカンスでもビジネストリップでも、帰りにはちょっと気の利いたおみやげを忘れない。そんなスマートな振る舞いがさらりとできるアナタでも、ウィークエンドのゴルフは少し厄介。コースで調達できるものは限られるし、場所はかなり郊外であり、渋滞が気になって寄り道するのも避けたいところ。であれば、頼りになるのは高速のPA。つきなみなおみやげしかなかったのは昔のこと。今は選ぶのに悩むほど種類も豊富、しかもこだわったモノが数多く揃っている。

インスタ映えではないが、見た目の印象もおみやげの得点を大きく左右する。とりわけ女子向けであれば、重要なポイントになってくる。「カワイイ」のお褒めをいただくためには見逃せないところだ。

金魚ロール

(西名阪自動車道・天理PA・上り)

金魚の産地として知られる、大和郡山のご当地ロールケーキ。どこを切っても金太郎飴状態で、生クリームの中にイチゴのムースでできた金魚が泳いでいるという、斬新なビジュアル。切り分けて上から見ると、まるで水槽の中を泳いでいるかのようで、まさにカワイイ系だ。地元産の牛乳を使った無添加。さらにふわふわの生地に控えめの甘さというのもうれしい。ルックスだけで勝負しているわけではないのだ。

¥2,160(レギュラー) tel:0743-59-5003

 

コロコロワッフルキューブ

(山陽道・龍野西SA・下り)

サクサクとした食感が楽しいクッキータイプの小さなワッフル。1粒約30mm四方のひと口サイズなので、ついつい手が伸びる。4つの味がセットになっていて、ほんのりバター風味のプレーン、ほのかな甘みのメープル、香ばしいチョコの風味のショコラ、イチゴのやさしい甘さが魅力のストロベリーと、それぞれに甲乙つけがたい美味。ポップなデザインのパッケージはビジュアル的にも完成度が高く、女子ウケも期待できる。

¥1,274(4個セット) tel:0791-66-2605