DE TRAVEL AGENCY/家族も満足させられるゴルフトリップ vol.1

ザ・プリンス ヴィラ軽井沢(長野県/軽井沢)

家族の時間は「オールインクルーシブ」での滞在

四季折々の自然が楽しめるリゾート地、軽井沢に位置する「ザ・プリンスヴィラ軽井沢」。広大な敷地内に20棟のヴィラが点在するリゾートホテルだ。ロッジのような一棟タイプの客室は、自分の別荘に赴いたかのごとく、思い思いの滞在が叶う。最大の特徴は、「オールインクルーシブ」のシステムを導入していること。

高原の別荘を思わせる佇まい

滞在期間中、ヴィラ宿泊者専用の「センターハウス」では朝食や軽食などを自由に利用可能。さらにレンタサイクルやテニスコートなどのアクティビティも宿泊費に含まれている。数々のアクティビティはお子さんが楽しめるものばかり。

心地いい空気の中で楽しむセンターハウスでの食事

敷地内にある「軽井沢プリンスホテル イースト」の「フォレストホットスプリング」にて、天然温泉で身体を癒すこともできる。ホームパーティ気分を味わいたいなら「マイシェフサービス(有料)」がおすすめ。シェフがお部屋に出向き、目の前で腕を振るってくれる。家族の素敵な思い出の1ページになるはずだ。

モダンな温泉

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢

tel:0267-42-1113

https://www.ikyu.com/00001977/

 

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ベストスコアを支えてくれる仕事人/ゴルフ場レストラン料理長

笠間カントリーで腕を振るう君山料理長

ハーフターンの昼食もゴルフの楽しみのひとつ。限られた時間の中で、あれだけの人数に食事を提供していることを考えれば、普段ゴルフ場で、コックさんの姿をあまり見る機会がないのも当然かもしれない。そんなゴルフ場のコックさんのお仕事の中身とは?

お話をしてくれたのは笠間カントリークラブ料理長の君山俊一さん(47歳)。中華の料理人としてホテルやレストランで勤務。2013年に料理の師匠にあたる方の勧めで、笠間カントリークラブの厨房に入る。昨年1月から料理長に。君山さんが手腕を振るう中華料理、とりわけ「五目あんかけ揚げそば」は、料理が評判の笠間カントリークラブの中でも名物のひとつ。フロア担当を含めて6人のスタッフを率いている。

普段は5時30分には出社。厨房に火を入れて朝食、昼食の準備。中華料理を専門とする君山さんは鶏がらスープを作ったり、野菜を切ったりと仕込みを行う。6時30分から朝食のサービスを開始。並行して昼食の準備も進める。10時から昼食のサービスをスタート。多いときには200人弱からの休みない注文をこなしていく。4人が違ったメニューを頼んでも、遅くとも8分以内にすべての料理をテーブルに届ける。14時に昼食サービス終了後、念入りに調理場の清掃をして、昼食。ここまで休むことなく厨房に立ち続ける。もしもコンペのあとの大きなパーティが入っていれば、まだまだ厨房はフル稼働する。15時30分くらいから翌日の仕込みをはじめて、18時くらいに退社。

 

ホテルや町場のレストランとは違う環境で発揮されるワザ

 

やはり暑い日には肉系や冷たいもののオーダーが多くなる。そんなときに料理長が心がけているのが微妙な味つけの変化。汗をたくさんかくような陽気の日には、わずかに味を濃い目に仕上げるという。そのほうがお客さまに喜ばれる、これは先輩から受け継がれてきた経験則だ。

引き継がれてきたノウハウだけでは美味しいという評判は立たない。会員様にとって、レストランは行きつけの店と同じ。そこで変化をつけるために3ヶ月くらいを目安にグランドメニューを入れ替え、また週替わりのメニューも提案する。もちろん厨房のスタッフと話し合いもするが、休みの日には食べ歩きに出かけて、メニューのヒントを探してまわる。最近ではイタリアンレストランで食べた冷製パスタ。もちろん材料の仕入れや作業効率を考えると同じものを目指すことはできない。そこでいかに笠間流で、美味しく感じた冷製パスタに近づけるか、試行錯誤を繰り返す。新しいメニューの味がまとまったら、3人の厨房スタッフがだれでも変わらぬ味が出せるようになって、はじめてメニューに加わることになる。

とはいえ、ホテルなら厨房にはコックが6~7人いてあたりまえだが、笠間カントリークラブの場合は2~3人。当然、自分の専門外の料理もきちんとこなせなければ、まわらない。確かにメニューこそ多くはないが、調理が一時に集中することを考えれば、思い通りにはならないハードな現場だ。その中でオリジナリティがあり、ゴルファーの舌を満足させるメニューを考えなくてはならない。

 

人気の五目あんかけ揚げそば

そうした探究心と、どんなに多忙でも毎日チャーシューを豚肉から作り、冷やし中華のタレまで一から自作するという料理長の中華料理へのこだわりが、名物メニューである「五目あんかけ揚げそば」に反映されている。「ゴルフ場のレストランにはめずらしく、本格的な中華料理用のコンロがあったから、きちんとした餡が作れました」と謙遜する料理長だが、笠間カントリークラブの厨房に入って以来、ブラッシュアップされてきた本格的な中華の味。パリパリに揚がった麺に肉、野菜ともボリュームたっぷりの餡。今ではオーダーの1/4を占めるというのもうなずける。そして今も料理長の頭の中には新たなメニューがインプットされているようだ。

ハーフをプレーして空腹になったゴルファーの胃袋を満たすため、ホテルや街場のレストランとは違う制約のある環境の中で、料理長はゴルフの1日を支えてくれる。

 

 

笠間カントリークラブ/なだらかな丘陵地の南斜面という格好なロケーションを生かしたフラットでワイドなフェアウェイ。美しさと戦略性を合わせもつ18H。コースの設計、監修を務めたのは陳清波。●茨城県笠間市日沢15 TEL.0296-72-1211

ベストスコアを支えてくれる仕事人/ゴルフ場支配人

メンバーでなければ、もちろん顔も名前を知らず、おそらく出迎え、見送りのときに玄関で挨拶してくれるブレザーを着ている方。それがコース支配人のイメージでは。日中はコースでプレーする私たちは知らない支配人さんのお仕事とは?

三井支配人は温厚なジェントルマン

お話を聞かせてくれたのは千代田カントリークラブ支配人の三井茂さん(55歳)。大学卒業後、外食産業に入社。その後28歳でゴルフ業界へ転身。2007年にPGMに入社。いくつかのコースの支配人を務め、2017年から現職に就く。

普段のスケジュールは、最初の組がスタートする1時間前には出社。クラブハウス内外をくまなくチェック。玄関前でのお出迎えは最低1時間以上。そのあと、朝礼、営業ミーティングをこなし、昼食。午後は再びクラブハウス内の巡回。細かなところまで目を配り、その都度、スタッフと話し合いをもつ。午後のお見送りも1時間以上。そのあとはコースをまわり、自分の目で状態をチェック。夕方はスタート表などを確認しながら翌日の準備。詰まらずにまわれるように配慮して、スタート時間の変更を勧めることもある。そして18時が退社の目安だ。

そんな日常では思いもつかいない日もある。

やはりコースにとって一番の悩みはみずからの努力ではどうにもならない天候。千代田カントリークラブでは、降雪や台風などによるコースのクローズが年間5日くらいあるそうだ。クローズの判断は前日であれば、翌日の荒天が予想され、予約が2~3組の場合。当日早朝から降雪が激しい場合などという。

三井支配人が冷や汗をかいた朝は昨冬のこと。その日は前日にも雪が降る天気予報は出ていなかったので、いつも通りにコースに向かった。するとコースに向かう途中から激しい雪が降り出して、みるみるうちに雪が積もってきた。クラブハウスには、すでに30組がチェックインしている状況、これはマズい・・・。急に降り出した雪だけに、当然ラウンドできると思っているお客様からの「クローズするのか? 早く判断してくれ」という声も聞こえてくる。

このままお客様を待たせておくわけにはいかない、早くジャッジしなくては。その段階で天気予報では、午後には天候が回復するらしい。なんとかスタートできるか。けれどこれだけ雪が積もれば、まずボールは捜せないし、もっと怖いのはカートが雪で事故を起こす危険性がある。今日はセルフでまわすわけにはいかない、全組にキャディをつけてスタートするしかない。ところが想定外の状況、あらかじめスタンバイしているキャディが5~6名も足りない。一刻も早く判断しなくてはならないところに難問が立ちふさがる。

支配人はすぐに近くのセゴビアゴルフクラブ イン チヨダに連絡をとった。なんとかキャディをこちらにまわしてもらうことはできないか? 向こうもてんてこ舞いのはずだったのだが、思いがけない返事が。セゴビアはクローズとなり、キャディをすぐに手配してくれるとのこと。これでひと安心、支配人は胸をなでおろした。この日はクローズすることなく、予定より約2時間後から全員スタートできた。10時30分くらいには雪は上がり、午後から晴れてラウンドは無事終了。

支配人が躊躇している姿はお客様にも、スタッフにも見せられない。三井支配人はハードな朝を無事に切り抜けた。私たちがスコアに一喜一憂しているゴルフの一日を、陰から支えてくれている仕事がある。

 

千代田カントリークラブ/杉本英世設計による東・中・西コースの27ホール。コースの高低差が3mというフラットな林間コース。四季が織り成す自然に彩られたコースは美しく、戦略性にあふれる。PGMが保有、運営するゴルフ場の中で、日本を代表する威厳と品位を備えたハイグレードなゴルフ場として厳選されたGRAND PGMのひとつ。●茨城県かすみがうら市上佐谷877-6 TEL.0299-59-3030