しなやかで質のいい筋肉と身体づくりのために良質な水が必須

練習や試合で大量の汗をかくアスリートにとって、水は大切な存在。海外のメジャートーナメントでも複数回の優勝を経験、現在はツアー解説やTV出演、ジュニア育成などで大忙しのプロゴルファー・丸山茂樹さんも水にはこだわりをもっています。日常生活における水とのつき合い方をうかがいました。

ツアー中の体調管理はすべて自分で。水をたくさん飲むことを心がけています

ゴルファーは、野球選手やサッカー選手とは違い、専属の栄養士がついて食事の細部にまで気を使うというようなことはない。海外のメジャー選手を見ていても、ジャンクフードを頬張っているシーンをよく見る。

「ゴルファーって個人プレーなので、スポーツトレーナーやキャディはチームとしては抱えていますが、体調は自己管理。今も昔も好きなものを食べるのが僕のルールです。アメリカで試合に参戦していた間は、LA中のレストランに行きましたね」。今はシーズンオフの1月~3月はLAに、4月~12月は日本にいて、トーナメントの解説やメディア出演などをしている丸山プロ。

「僕はお酒を飲まないので、食事中は、外食のときはお茶などを、自宅では水をたくさん飲みます。水にはこだわりがあるので、自分で情報を集めて、いいと思ったものを飲みますよ。クリニックの先生の仲間もいるので、常に情報はインプットしています」という。

体調管理のためにサプリを摂ることもあるそう。「ハマると3カ月はまず試してみるタイプ。いまは毎朝シークァーサーの原液をお水で割ったドリンクを一杯飲むのが日課。これをはじめてから体調がいい気がします。

ショットの前に水をひと口。これを崩すとゴルフの調子も乱れる

「僕はショット前のルーティーンを絶対に崩したくないタイプ。キャディもそれをわかっているから、アドレスに入る前に必ず水を渡してもらうのがお決まりでしたね。そのときにたまたま流行っていた水素水だったり、酸素水などを飲んだりしていました。一口飲んでからアドレスに入る」。

「このルーティーンで、ラウンド中は2ℓ〜3ℓは水分を摂っていますね。当時のオーストラリア人のトレーナーがとにかく水を飲めという人だったので、トレーニング中もたくさん飲んでいました。だから、ゴルフ場でも外でも、トイレのチェックが同時に必要なんです(笑)」。

水の大切さを実感したプロゴルファー時代

「筋肉疲労にはお水が絶対に大事だと思います。脚や体が突っ張ったりするのはミネラルや水分不足。スポーツをしているとついつい夢中になって水分補給を忘れがちですよね。そうすると後々、体の疲労感が強くなるけれど、いいお水をたくさん飲んでいると疲労感も違ってくるし、筋肉のしなやかさも変わると思います」。

「コースの外でのトレーニング中も体内のサーキュレーションシステム(循環)を活性化させるために質の良い水を摂って、老廃物の排泄するのが一番いいのかなと思います。そのおかげで、3ヶ月に1度血液検査をしていますが、とにかく健康。風邪もひかないですしね。胃もたれもしないですし、朝から焼き肉も食べれますよ!」

来年50歳を迎えるにあたり、体内からリフレッシュ

「マッサージにもよく通っていたけれど、今は週に一度電気治療に行っています。これがすごくスッキリするんです。来年50歳なので身体を内側からもリフレッシュさせたいと思い、質の良い水をたくさん飲むように心がけています」。

リオに続き、東京オリンピックでもヘッドコーチに

リオオリンピックにつづき、東京オリンピックでもヘッドコーチを務めることが決まった丸山プロ。ゴルフは個人でチームがあるので、監督がそこに入って何かをするということは実はないという。

「僕は、選手からどんな質問をされてもすぐに答えられるように準備をするだけ。例えば、「このコースのマネージメントどう思いますか?」と聞かれたときに明確に応える。「この芝からの打ち方がわからないんですが教えてもらえますか?」と言われたときに、少しの不安も与えることなくすぐに応えられるようにする。選手がリラックスできるように盛り上げる。選手の気持ちを広報として記者に伝える。これが僕の役目だと思っています。

オリンピックが終わって、選手に「2週間楽しかったです」と言ってもらえればそれで満足です。自分が監督であっても、表彰式で君が代を聞けたら泣いちゃうかも(笑)」。丸山プロがヘッドコーチを務めるとなると、2年後に迫ったオリンピックがますます楽しみです。

 

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丸山茂樹(プロゴルファー)

日本大学で活躍、アマ37冠で1992年にプロ入り。マルちゃんの愛称で親しまれ、日本ツアーでは通算10勝、2000年からPGAツアーに本格参戦し、通算3勝をあげる。2002年には伊沢利光プロとのコンビで、EMCゴルフワールドカップを制している。2016年リオデジャネイロ五輪では、ゴルフ日本代表ヘッドコーチを務め、2020年東京五輪でもヘッドコーチを務める。

現在は、ゴルフ中継の解説者をはじめ、さまざまなメディアにて活躍するかたわら、一般財団法人丸山茂樹ジュニアファンデーションの代表理事として、ジュニアゴルファーの育成にも力を入れている。